格闘技ジムって怪我するの?

ムエタイくん
今回は1年半ムエタイジムに通ってみて、痛みを感じた出来事やケガについて書いていきます。参考になれば嬉しいです。

格闘技ジムってやっぱり怪我するの?

まず格闘技ジムと聞くと、殴られたり蹴られたりするのではないか、痛い思いをするのではないか、怖い思いをするのではないかと感じる人もいるかもしれません。

結論から言うと、上記の心配事は自分がプロを目指すか・アマチュアの試合に出たいか・フィットネス目的でやるかといったジムへ通う目的によります。
普通にフィットネス目的で格闘技ジムに通うのであれば、基本的に大きな怪我はしないと考えて頂いて大丈夫です。

ただ、脛を痛めたり捻挫ををしたり、筋肉痛になったりと小さな怪我はたまにあります。そういった怪我も極力したくないという方は、練習の強度を下げてください。

どんな怪我があるの?

よくある怪我としては、打撲・捻挫が挙げられます。試合に出たい人で無くとも、サンドバッグやミットで炒めることがあります。サンドバッグもミットもテレビや動画で人がやっているのを見ると、ストレス発散になりそうで良いなぁと思うかもしれませんが、いざやってみると結構硬いです。

それぞれの怪我の細かい内容はこれからご紹介しますが、慣れないうちは多少怪我をするかもしれません。ですが、フィットネスやダイエット目的で通われている方で怪我をすることはほとんどありません。むしろ段々と体が丈夫になっていくのを実感できると思います!

捻挫

シャドウボクシング中に前にステップしたときにつま先から足を着いてしまい、グキっとやりました。その時は割と大きめな音でパキっと鳴りました。
その瞬間から割と痛くて、シャドウボクシングのステップを踏むだけでも痛みがありました。

骨がパキって鳴ったので骨をやったんじゃないかと思っていたのですが、整形外科に行ってレントゲンを撮りましたが骨に異常はなく、捻挫と言われました(笑)

そこからしばらくは曲げると痛い・違和感がある状態が続きました。2週間くらいですかね体感。やはり準備運動は大事ですので、ちゃんと準備運動してから動きましょう!

打撲

サンドバッグやミットで足の甲を痛めたことと、スパーリングで脛の横の筋肉を傷めたことがあります。足の甲の方は、シンプルにサンドバッグやミットが硬くて痛めた感じです。これは慣れですので、しばらく我慢すれば痛くても怪我にはならなくなります!

脛横の筋肉の方ですが、こちらは結構痛かったです。スパーリングで蹴りをカットされたときに相手の膝に直撃して、その瞬間ズドーンと痛みが来ました。
脛横の筋肉、腓骨筋という(らしい)はジムのトレーナーいわく癖になる怪我らしく、気を付けないといけないですね。痛めた時はミットを蹴れないくらい痛くなりました。

接骨院に行きマッサージや電気など色々やってもらいましたがなかなか治らず、1か月くらいは痛かったような気がします。気づいたら治ってました(笑) 試合に出たいとかそういう方でない場合は休んだ方が良いです。

筋肉痛

これに関しては怪我と言えないかもしれないですが、間違いなく最初は筋肉痛になります。普段筋トレをしている人もなると思います。格闘技で使う筋肉は筋トレと全く同じではないからです。

そして激しい動きのスポーツなので当然ながら普段運動していない方は確実に筋肉痛になります。主に腕と背中、太腿の筋肉が筋肉痛になります。特に背中は感じたことのない筋肉痛が襲うと思います。ですがこれも通っているうちにならなくなります!

筋肉痛を抑える方法としては、練習前・練習後にしっかりストレッチをすることです。ストレッチをするかしないかで大分次の日の体が違います。練習前はみんなやるのですが練習後はやらずに帰る方が多いです(ちなみに自分も)
練習後のストレッチもかなり大事だと思います。特に最初の方はやったほうが良いです。

腰痛

これに関しては、練習頻度と強度が高い人だけと考えて下さい。
具体的に言うと週4以上練習していて、かつ2時間以上密に練習をしている人です。普通の人は違うと思うので細かくは書きません(笑)

普通にフィットネス目的やダイエット目的でやっている分には、まずならないです。自分はもともと腰痛持ちでしたが、キックボクシングのジムに通い始めたことでほとんど腰痛は無くなりました。

じゃあなんで書くんだよ?と思った方多いと思いますが、これは、練習頻度が多くたくさん蹴ったり膝を打ったりすると疲労で腰が痛くなることがあるんです!プロ格闘家や、プロを目指している方ならわかってくれる方がいると思いますが、あまりに使い過ぎると今度は逆に痛くなったりします。

最後に

色んな怪我の事を書きましたが、急に運動を始めた方や久々に本格的に体を動かす方は、怪我だけでなく筋肉痛など様々な痛みが出るかもしれません。ですが、それは体が頑丈になっている・筋肉がつき始めている証拠ですので、痛いのは嫌だからといった理由でやめたりジム通いをやめるのはもったいないです!

始めたころの筋肉痛や打撲が治ってきたときには、辛いとか痛いという感情ではなく楽しい・ストレス発散になっているという気持ちがどんどん出てくると思います。